補助金・助成金の支払い時期
補助金・助成金の募集要項で見落とすことが多いのですが、精算払いの補助金(事業が終了してから入金される)がほとんどですので注意が必要です。
つまり、基本的に補助金・助成金は、後払いになります。
補助金・助成金の交付が決まっても、すぐに入金がある訳ではなく、事業が終了し、その事業報告をして、資金使途について検査があった後に、ようやく補助金・助成金の入金があります。
よくある補助金・助成金のスケジュールを紹介しますと、
5月に応募。6月に交付が決定。7月から事業開始。3月に事業終了。
翌4月に事業実績を報告。5月に検査。6月に入金。
といった具合で、事業開始後1年近く後に入金というケースが多いようです。
事業が終了するまでは、補助金・助成金の入金まで経費の立替払いをしなければいけませんので、そのための資金の手当をしておくことが必要です。
補助金が通ったからと安心してはいけません!!
資金繰りがうまくいかない場合は、事前に金融機関などとも相談することが必要です。
概算払い・精算払いとは
ちなみに、補助金・助成金に関する用語で、概算払いと精算払いという言葉をよく使いますので覚えておきましょう。
- 概算払い・・・支払い金額が未定なうちに、概算で支払うこと(先払い)
- 精算払い・・・支払い金額が確定してから、確定金額を支払うこと(後払い)
前述のように、補助金・助成金は通常精算払いになります。
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