対象経費かどうか迷ったときは?
補助金・助成金をこういう使い方をしていいのかわからない時は、まずは速やかに助成機関へ聞いてみましょう。
本来の目的や趣旨と違った使い方をした場合、交付された補助金・助成金を一部返納する場合もあります。
こちら側の勝手な判断でお金を使ってしまい、それが補助金・助成金の補助対象ではなく、後で痛い目に合うことはよくあることです。
一例として、実際に私が携わった案件をご紹介しておきます。
私は、ある補助金をもらって、その補助事業を周知するパンフレットを作成しました。
検査の段階で、パンフレットの見開きの表紙の部分のタイトルや挨拶文などのページが補助対象とはならず、その補助事業を紹介する部分だけしか補助金をもらえなかったことがありました。
事業に関係のないページにかかった費用は、目的外使用とされ、補助金がでなかったのです。
事業が当初の計画とずれてきた場合は
また、事業を実施していくうちに申請した事業内容と異なる内容となった場合は、それが明らかになった時点で速やかに助成機関へ報告し、指示を仰いだほうがよいと思います。
補助金・助成金の使い方に疑問点がある場合は、まずは速やかに助成機関へ聞いてみるのが一番です。
また、手前味噌になりますが、私どもを通して申請していただいた場合は、まずは私どもに聞いていただいてもよいでしょう。
私たちは、補助金・助成金のことに手馴れています。そうした経験の中で「こういった解釈もできるのではないか」というアドバイスをすることができます。
「こういう使い方はどうなるの?」と助成機関へ直接聞くとやぶへびになることもありますからね。
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