平成27年度の補正予算が閣議決定し、いよいよ平成28年2月26日から、小規模事業持続化補助金の公募が始まりました。
そこで、今回から数回にわけて、持続化補助金申請書の書き方についてやさしくレクチャーいたします。
私自身も多くの申請書を見て、コンサルティングを行い、持続化補助金の採択のコツがかなりわかってきましたので、そのノウハウを【絶対に知っておきたい!!採択される「持続化補助金申請書」の書き方】としてPDFにまとめました。(このページの一番下からダウンロードができます)
持続化補助金の書き方の、実践的なノウハウをみなさんにお伝えしていきたいと思います。
採択されるストーリーとは?
さて、持続化補助金には、採択されるためのストーリーがあることをご存知ですか?
「えっ!ストーリー? そんなの関係ないよ!」と思ったあなた。
実は、採択されるためのストーリーというものがあるんです!
補助金の申請書は、ストーリー性がないと、申請書全体が「説得力がない文章」となり、採択されにくい申請書となってしまいます。
ストーリーがあれば、お願いを聞いてもらえる!?
簡単な例をあげてみます。
皆さんが、誰かにコピーをお願いする場面を思い浮かべてください。
A.「コピーをしてください。」
B.「とても急いでいるので、コピーをしてください。」
この場合、AとB、どちらがすぐコピーのお願いを受け入れてもらえる(説得力がある)と思いますか?
実は、AとBでは、Bの方がコピーをしてくれる確率が高いのです。
同じ「コピーをしてください」という要求なのに不思議ですね。
なぜ、Bの方がコピーをしてくれる確率が高いかというと、「急いでいるから」というストーリー(理由づけ)があるからなのです。
つまり、これが「ストーリー(理由づけ)」による説得力なのです。
補助金の申請書の書き方でも同様で、持続化補助金で行う事業にはそれに至るまでの理由づけが必要です。
補助金の申請書の書き方でも理由づけを
例えば、
A.「○○という新製品を開発したい。」
B.「30代の女性からの強い要望があったので、○○という新製品を開発したい。」
という申請書があったとすると、Bの方は理由づけがあるので、より良い申請書に見えるということになります。
ですから、皆さんもBの書き方をしないといけないのです。
申請書は単に事業内容をだらだらと書いても採択されないんですよ。
つまり、「事業をする理由があり、だからこの事業をやる。」というストーリーが必要です。
「事業を行う理由」と「その理由に沿った事業内容」が申請書の二本柱となるのです。
申請書の組み立て方
この申請書のストーリーについて、図解説明したものが下記になります。
補助金の申請書は、下記の構造をよく理解し、組み立てる必要があります。
申請書には、①~④の流れがあることをよく理解し、
「現状は・・・という状況で、その課題を・・・という事業計画(持続化補助金による事業)を行うことで解決する」というストーリーがあると、非常に良い申請書になります。
では、具体的な書き方についてですが・・・
【絶対に知っておきたい!!採択される「持続化補助金申請書」の書き方】にPDFでまとめています。
下記より、無料でダウンロードできます!!
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