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補助金をもう一度もらうためのコツとは?

私は以前、補助金を出す側、つまり助成機関の立場にいました。ですから、他のコンサルタントよりも、助成機関の立場や気持ちがよくわかっていると思います。

 

そこで、補助金を出す側にいたからこそわかる「補助金・助成金をもう一度もらうコツ」をアドバイスします。

 

補助金・助成金の実績を報告していく

さて、補助金・助成金を出す助成機関が、一番気になることは何だと思いますか?

それは、補助金・助成金を出した後に、当該事業に対する効果や実績がどれだけあがったかということです。

 

補助金・助成金を受けたことで、「売上高が○○%あがった!」とか、「目標に対し達成率が200%だった!」とか、そういう報告を受けると助成機関の担当者は非常にうれしいものです。

自分が仕事をした補助金で感謝され、補助金を出した会社の実績もあがる。

こういった報告は、仕事にやりがいができ、やる気がおきます。

 

一方、うれしいという反面、自分がした仕事の効果というか責任というか、その部分はいつも気になっていることでもあります。

私のような担当者ベースでも、上司から補助事業の実績については、常に問われる部分でもありました。

 

特に、県や市の補助金担当者は議会対策もあるため、その補助金・助成金の実績はすごく気になっているようです。

議会対策というと、議会で事業報告の際に、「この補助金では、(具体的な数字をあげ)これだけのよい実績でした。(だから、税金を無駄遣いすることなく、効果的な事業運営を行っています)」という結果を報告したいのです。

 

ですから、補助金・助成金の助成機関に対して迎合するわけではありませんが、補助金・助成金をもらったことで、よい結果や実績につながった場合は、積極的に出すようにしてください。

 

マスコミの取材があれば積極的に

また、当該事業により、地元紙やテレビなどから取材を受けた場合などは、積極的に助成機関の担当者にアピールしてください。

助成機関の担当者は、自分の仕事がマスコミにも認められることは非常に喜びます。
自分の仕事が広く世の中に認められ、かつ客観的評価につながったことが、助成機関内での評価にもつながるのです。

 

実績を出すことで得られるメリットとは

補助金・助成金のプレゼンのコツ実は、よい結果や実績は積極的に出していくと、多大なメリットがあります。

実は、補助金・助成金でうまくいっているケースはそう多くないので、助成機関の担当者ベースでもあなたの会社は記憶に残ります。
そうすれば、違う切り口の補助金・助成金があった場合にあなたの会社に自然と声がかかるようになるのです。

 

「こういう補助金が新しく出たんですけど、使ってみませんか」と・・・

 

公的機関からの推薦を得たことに?

補助金・助成金の助成する機関は、公的な機関が多いです。

ですから、補助金・助成金を受けた後も、積極的に自分の実績を伝えていきます。

すると、助成機関はあなたのことを成功事例として認識することになり、例えば、助成機関のパンフレットなどで、あなたが成功事例として紹介されると、公的機関からも推薦を得たような形になります。

 

みなさん、あまり気づいていないのですが、これってすごいことだと思いませんか?

補助金をもらった上に、あなたの会社の信用度もアップします。

さらに、公的機関が取り上げた事例であれば、マスコミもニュースとして紹介しやすいのです。

 

おすすめの方法です。

その方法とは、ただ電話で実績を担当者に伝えるだけでいいのです。

必ず次に繋がるものと思います。

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